書名:
『転生と地球――価値観の転換へのメッセージ――』
書誌:
書誌:
著者 高木義之
発行 PHP研究所(1997年9月4日第1版第1刷発行)
発行 PHP研究所(1997年9月4日第1版第1刷発行)
私評:
日本最大のNGO、環境ネットワーク『地球村』の代表高木義之さんが、現在の高木さんになる転機とその内面で起こったことを初めて発表された本だ。
これだけの意味のある内容を中だるみせずに、全編、最初から最後までひとつの感動のうねりの中に描ききっているのはまさに驚嘆に値する。それだけ書いている人のヴォルテージが高いのだろうと思う。
この本にはたくさんの側面があってとても一概に分類などできないのだが、ここではとりあえず、一人の著名人の臨死体験の記録として取り上げる。なぜなら、その意味では、この本の存在自体が、既に旧来の地球の価値観に引導を渡しているともいえるからだ。
毎日講演で日本中を駆け回っている人が“臨死体験”を通り抜けてきた人だとなれば、つまり、それほどに「肉体」の死が「意識」の終わりではないことがあからさまになってしまえば、つまり地球人が従来常識としてきた「死」がじつは存在しないことが自明になってしまえば、これまでのような地球人類は存在しえなくなるわけだから。
これだけの意味のある内容を中だるみせずに、全編、最初から最後までひとつの感動のうねりの中に描ききっているのはまさに驚嘆に値する。それだけ書いている人のヴォルテージが高いのだろうと思う。
この本にはたくさんの側面があってとても一概に分類などできないのだが、ここではとりあえず、一人の著名人の臨死体験の記録として取り上げる。なぜなら、その意味では、この本の存在自体が、既に旧来の地球の価値観に引導を渡しているともいえるからだ。
毎日講演で日本中を駆け回っている人が“臨死体験”を通り抜けてきた人だとなれば、つまり、それほどに「肉体」の死が「意識」の終わりではないことがあからさまになってしまえば、つまり地球人が従来常識としてきた「死」がじつは存在しないことが自明になってしまえば、これまでのような地球人類は存在しえなくなるわけだから。
引用:
・一九八一年四月二十七日 日曜日午後三時
その日、昼寝から目覚めると、珍しくオートバイに乗りたくなった。
そしてどこに行くでもなく国道一号線を京都に向かって走っていた。
そして、気づいたときは遅かった。
自動車がこちらみ向かって走ってくる!
“何なんだ、これは!”
分離帯のある国道でクルマがこちらに走ってくることはありえない。
ありえないから夢に違いない。ともかくブレーキをかけなければ。
だが、とうてい間に合う距離ではない。
急ブレーキの音。
スローモーションのようにクルマが近づく。
ゆっくりと接近……そして……ガッシャーン!
………………………………………………
“ん? 痛くない…………”
周りを見ると、オートバイが横転……
バウンドしながら横すべりしていく……
自分の身体も吹っ飛び、道路に叩き付けられる……
ヘルメットがこわれて、道路を転がっていく……
それを見ている私。私は、自分の交通事故を目撃しているのだ。
ヘルメットは歩道を歩いている女の人の足元まで転がっていった……(p18-19)
好み:★★★
(注:独断と偏見によるお薦め度、または記憶による感動度・ショック度。一押し、二押し、三押し、特薦。)