メール読ませていただきました。 基本的には、“こんな世界には耐えられない”、 “嫌悪感”というと、昔読んだ埴谷雄高さんの『不合理ゆえに吾信ず』の次 のイメージをよく思い出すんです。
私は、釣り上げた魚を手にとると、そのぞ
っとする感触に、いきなりそいつを地面へ叩
きつけてうち殺すのであった。 《何と云う
むごいことを…… では何故釣りなどするん
です。》だが自然も生物に触れるとき、つね
にこうした感じを抱いているに違いない。
生物のもついやらしい感触――。さてその
力は、存在へ、さらに思惟へも、拡げられよ
う。 『不合理ゆえに吾信ず』